室内試験
圧縮強度調査
コンクリート構造物は特に圧縮強度に基づいて設計されており、また劣化に関連した物理特性の変化と圧縮強度とが深く関係しています。
コア採取による圧縮強度調査を行うことにより、現状の構造物の物理特性を把握することが可能です。
またコア採取によって部材厚や静弾性係数の測定も可能です。

湿式コアボーリングマシン(ダイヤモンドコアビット)によるコア採取
小径コア(φ25mm)の採取−ソフトコアリングC+

圧縮強度試験
中性化深さ測定
中性化は大気中の二酸化炭素等の酸性物質の影響を受けて進行します。中性化によってコンクリートそのものが脆弱になることはありませんが、
鉄筋腐食やそれによるひびわれの発生等の問題を生じさせます。
フェノールフタレイン法(コア法・はつり法)による中性化深さの調査、鉄筋かぶり調査の結果および鉄筋の腐食状況等を総合的に判断し、中性化劣化の評価を行います。

コア供試体の割裂(コア法)

中性化深さ測定(コア法)
塩化物イオン含有量調査
塩化物イオンによるコンクリート構造物の劣化(塩害)が近年各地で多発しています。塩害の原因としては、除塩不足の骨材の使用、海岸部における飛来塩分の影響、
山間部や寒冷地における冬期間の凍結防止剤の散布の影響が考えられます。
当社では電位差滴定法によってコンクリート中の塩化物イオン含有量の測定を行い、鉄筋の腐食状況等も総合的に判断し、塩害に対する評価を行います。

電位差滴定装置による塩化物イオン含有量測定
アルカリシリカ反応調査
アルカリシリカ反応による劣化の場合、劣化の状況に応じた補修工法を選定しなければ、更なる劣化を引き起こす可能性があります。
現状の構造物の劣化グレードがどのレベルであるかを、様々な方法によって調査したうえで評価を行い、最適な対策方法をご提案いたします。

アルカリ骨材反応により劣化した構造物
ひびわれパターンは構造物の設置環境や拘束条件によって異なります。

原子吸光分析によるアルカリ量測定

コア供試体の残存膨張量測定