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新設構造物における微破壊・非破壊試験

国土交通省ではコンクリート構造物の品質規格の確保を目的とし、平成21年度以降に施工する橋長30m以上の橋梁については「微破壊・非破壊試験によるコンクリートの強度測定」が実施され、また、橋梁および重要構造物である内空断面積25u以上のボックスカルバートについては「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定」が実施されています。



各種試験による品質規格の確保




微破壊・非破壊試験によるコンクリートの強度測定

小径コアによる強度測定

直径25mm程度の小径コアをコンクリート構造物から採取し、コンクリートの圧縮強度を測定する。


衝撃弾性波試験(表面2点法)による強度測定

コンクリート表面に振動検出器を接触させ、その近傍をハンマーで軽く叩いて衝撃弾性波を発生させ、その弾性波が2点間を伝播する位相差(伝播時間)を測定し、圧縮強度を推定するものです。


超音波法による強度測定

超音波測定器を使用し、表面走査法による伝搬時間の測定と音速分布を求め、圧縮強度を推定するものです。


ボス供試体による強度測定

コンクリート打設前の構造体型枠にボス型枠を取り付け、その後コンクリートを打設し微破壊により割り取った供試体を使用し圧縮強度を測定する。




非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定

コンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり厚さは、電磁波レーダー法および電磁誘導法で測定を行います。

電磁波レーダー法

電磁波が電気的に性質の異なる物質境界に反射される現象を利用し、鉄筋位置及びかぶり厚を計測する方法です。


電磁誘導法

コイルに電流を流し磁場を発生させ、その変化を捉えることによりかぶり厚を測定する方法である。